サポートブックの書き方

我が子の特性を正しく伝えるための、サポートブックの必要性と書き方のポイントを紹介します。

ひまわり
ひまわり

こんにちは。高校2年、中学3年の発達障害の男の子ママのひまわりです。
精神科ナースとして長年勤務し、現在は発達障害児の子育て経験を活かして子育てコーチングの講師をさせていただいています。

「うちの子のこと、先生に分かってもらえない…」
「毎年、担任が変わるたびに一から説明するのが大変…」
そんな悩みを抱えている親御さん、多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つのが「サポートブック」です。
今日は、サポートブックの必要性と書き方のポイントをお伝えします。

サポートブックとは?

サポートブックとは、発達障害のあるお子さんの特性、得意なこと、苦手なこと、対応方法などをまとめた「取扱説明書」のようなものです。
園や学校、習い事、病院など、子どもに関わる人に渡すことで、お子さんへの理解と適切なサポートを得やすくなります。

なぜサポートブックが必要なのか?

  1. 正確に情報を伝えられる
    口頭で説明すると、伝え漏れや誤解が生じることがあります。サポートブックがあれば、必要な情報を正確に、もれなく伝えられます。
  2. 毎回同じ説明をしなくて済む
    担任が変わるたび、習い事を始めるたび、同じ説明を繰り返すのは大変です。サポートブックがあれば、渡すだけで済みます。
    我が家でも、毎年新学期にサポートブックを担任の先生に渡しています。これがあるだけで、先生の理解が早く、適切な対応をしてもらえるようになりました。
  3. 子どもの困りごとを減らせる
    先生や支援者が子どもの特性を理解していると、トラブルを未然に防げます。子どもが過ごしやすい環境を作るための第一歩です。
  4. 親の負担が軽くなる
    「伝わっているかな」「ちゃんと理解してもらえているかな」という不安が減ります。精神的な負担が軽くなります。

サポートブックに書くべき内容

  1. 基本情報
    書く内容:
    ・子どもの名前、生年月日、学年
    ・診断名(あれば)
    ・通院状況、服薬の有無
    ・緊急連絡先
    シンプルに、必要最低限の情報を記載します。
  2. 得意なこと・好きなこと
    書く内容:
    ・得意な科目や活動
    ・興味のあること
    ・好きな遊び
    ・褒めポイント
    「苦手なこと」だけでなく、「得意なこと」も書くことが大切です。子どもの良い面を知ってもらうことで、ポジティブな関わりが増えます。
    例:
    「電車が大好きで、電車の名前をたくさん覚えています」
    「計算が得意で、暗算が早いです」
    「音楽が好きで、リズム感があります」
  3. 苦手なこと・困りごと
    書く内容:
    ・感覚過敏(音、光、触感など)
    ・苦手な活動や場面
    ・パニックになりやすい状況
    ・コミュニケーションの特性
    具体的に書くことで、先生が対応しやすくなります。
    例:
    「大きな音が苦手です(運動会のピストル、掃除機の音など)」
    「予定の変更が苦手で、事前に伝えてもらえると安心します」
    「言葉での指示より、視覚的な指示(絵カード、文字)の方が理解しやすいです」
  4. 効果的な対応方法
    書く内容:
    ・パニック時の対応
    ・落ち着かせる方法
    ・効果的な声かけ
    ・避けてほしい対応
    これが最も重要な部分です。「どうすればいいか」を具体的に書きましょう。
    例:
    「パニックになった時は、無理に止めず、安全な場所で見守ってください」
    「叱る時は、短い言葉で、何がダメだったかを具体的に伝えてください」
    「『ちゃんとして』『しっかりして』などの抽象的な言葉は理解できません」
  5. できること・できないこと
    書く内容:
    ・一人でできること
    ・サポートが必要なこと
    ・時間がかかること
    過大評価も過小評価もされないよう、現状を正確に伝えます。
    例:
    「着替えは一人でできますが、時間がかかります」
    「トイレは声かけがあれば行けます」
    「給食の準備は、手順を示してもらえるとできます」
  6. お願いしたいこと
    書く内容:
    ・学校や園にお願いしたい配慮
    ・保護者への連絡方法
    ・気になることがあれば教えてほしいこと
    遠慮せず、必要な配慮をお願いしましょう。
    例:
    「何か気になることがあれば、連絡帳で教えてください」
    「座席は前の方で、窓際は避けてください(外が気になるため)」

サポートブック作成のポイント

ポイント1:簡潔に分かりやすく

長すぎると読んでもらえません。箇条書きで読みやすく。

ポイント2:定期的に更新する

子どもは成長します。年に1回は見直して、更新しましょう。

ポイント3:前向きな姿勢で

「理解してください」ではなく、「一緒にサポートしていきましょう」という姿勢が大切です。

サポートブックの渡し方

いつ渡す?
・新学期が始まる前
・個人面談の時
・気になることがあった時
どう渡す?
「よろしくお願いします」と一言添えて、直接手渡しするのがベストです。
「うちの子のことを知ってもらって、一緒にサポートしていただけると嬉しいです」という気持ちを伝えましょう。

まとめ:サポートブックの書き方

サポートブックは、我が子を守るための大切なツールです。

作るのは少し手間がかかりますが、一度作ってしまえば、毎年少し更新するだけで使えます。
我が家でも、サポートブックのおかげで、先生方の理解が深まり、息子たちが過ごしやすい環境を作ってもらえています。
「うちの子のことを分かってほしい」
その思いを、サポートブックに込めてみませんか?
きっと、お子さんの学校生活が、少し楽になるはずです。

サポートブックセミナー

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2/18(水)11:00~12:30
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2/28(水)21:30~23:00

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この記事を書いた人
himawari

\観察眼を養おう/
不安な子育て▶︎楽しい子育てへ
●不安やイライラが「楽しい育児」に変わる
●精神医も絶賛!子育て法が目からウロコ
●実践的な困り事解決法が学べる
<ひまわり株式会社 代表>
発達障害の息子(高2、中3)

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