~ラストスパートを支える親の心構え~
こんにちは。高校2年、中学3年の発達障害の男の子ママのひまわりです。
精神科ナースとして長年勤務し、現在は発達障害児の子育て経験を活かして子育てコーチングの講師をさせていただいています。
受験まであと1ヶ月。
親も子も、不安と緊張でいっぱいの時期ですね。
「何かしてあげたい」「でも何をすればいいか分からない」
そんな気持ちを抱えている親御さんも多いのではないでしょうか。
今日は、受験直前期に親がやるべきこと、やってはいけないことをお伝えします。
親がやるべきこと5つ
- 体調管理のサポート
具体的にやること:
・栄養バランスの良い食事を用意する(特にタンパク質を意識)
・十分な睡眠時間を確保する(最低7時間)
・手洗い・うがい・顔洗いの声かけ
・加湿器で部屋の湿度を保つ(風邪予防)
・人混みを避ける工夫
受験当日に実力を発揮するには、何より体調が大切です。親ができる最大のサポートは、健康管理です。
我が家では、毎朝ビタミンCが摂れるように果物を出し、夜は温かいスープで体を温めるようにしています。 - 穏やかな家庭環境を作る
具体的にやること:
・家族の笑顔を増やす
・きょうだいゲンカを最小限に抑える
・テレビの音量を控えめに
・来客を控える
・家庭内のトラブルを避ける
受験生は、ただでさえ緊張しています。家が安心できる場所であることが、何より大切です。 - 静かに見守る
具体的にやること:
・勉強の邪魔をしない
・必要な時だけ声をかける
・子どもの様子を観察する
・疲れているサインを見逃さない
「何かしてあげたい」という気持ちはよく分かります。でも、今一番必要なのは「静かな応援」です。 - 受験当日の準備を一緒に確認
具体的にやること:
・受験票の場所を確認
・筆記用具の準備(予備も含めて)
・当日の交通手段・時間を確認
・持ち物リストを一緒に作る
・前日の夜に最終チェック
発達障害のあるお子さんの場合、チェックリストを視覚化すると安心です。一緒に確認することで、忘れ物を防げます。 - 「味方でいる」と伝え続ける
具体的にやること:
・「応援してるよ」と言葉で伝える
・ハグやスキンシップ(子どもが嫌がらなければ)
・寝る前に「今日もお疲れ様」と声をかける
・結果に関わらず愛していることを伝える
言葉にしないと伝わりません。照れずに、しっかり言葉で伝えましょう。
親がやってはいけないこと5つ
・勉強内容に口を出す
× NG行動:
「この問題、もう一度やったら?」
「この科目、大丈夫なの?」
「もっと勉強した方がいいんじゃない?」
今さら勉強方法を変えても、混乱するだけです。子どもを信じて、任せましょう。
・過度な励まし
× NG行動:
「絶対合格するよ!」
「あなたなら大丈夫!」
「期待してるからね!」
励ましのつもりでも、プレッシャーになります。「大丈夫」より「そばにいるよ」の方が安心します。
・他の受験生と比較する
× NG行動:
「○○くんは、もう過去問5年分終わったんだって」
「△△ちゃんのお母さん、すごく心配してたわ」
比較は、不安を煽るだけです。我が子は我が子。他人と比べないでください。
・結果を先取りして話す
× NG行動:
「合格したら、○○買ってあげるね」
「この高校に入ったら、楽しいよ」
「もし落ちたら、どうする?」
まだ結果が出ていないのに、先の話をすると子どもは落ち着きません。今に集中させてあげましょう。
・自分の不安を子どもにぶつける
× NG行動:
「お母さん、心配で眠れないの」
「落ちたらどうしようって、ずっと考えちゃう」
「本当に大丈夫なの?」
親の不安は、子どもに伝染します。親自身が不安を感じるのは当然ですが、それは子どもの前では出さないでください。
精神科ナースとしての経験から言えるのは、親が落ち着いていると、子どもも落ち着くということです。
まとめ:ラスト1ヶ月、親にできること
受験まで残り1ヶ月。
親にできることは、実はそれほど多くありません。
でも、「安心できる環境を作ること」、これが親の最大の役割です。
我が家も、次男の受験が近づいています。
私も不安です。でも、その不安を息子にぶつけないよう、友人に話したり、散歩をしたりして、自分の心を整えています。
子どもを信じること
そばで見守ること
結果に関わらず愛していると伝えること
それだけで、十分です。
あなたのお子さんは、十分頑張っています
最後に、これだけは覚えておいてください。
あなたのお子さんは、もう十分頑張っています。
ここまで努力してきたこと、それ自体が素晴らしいことです。
結果がどうであれ、その努力は決して無駄にはなりません。
あと1ヶ月、親子で支え合いながら、この大切な時期を乗り越えていきましょう。
応援しています。
