新学期への不安対策

ひまわり
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こんにちは。高校2年、中学3年の発達障害の男の子ママのひまわりです。
精神科ナースとして長年勤務し、現在は発達障害児の子育て経験を活かして子育てコーチングの講師をさせていただいています。

ママの準備が子どもを守る

新学期まであと少し。
「新しいクラスで友達できるかな」
「担任の先生、合うといいな」
「また行き渋りが始まったら、どうしよう」
子どものことを思うと、不安は尽きませんよね。
でも、その不安をそのまま抱え続けることは、実は子どもにとっても良くないことをご存知ですか?
今日は、新学期への不安を和らげるための対策をお伝えします。

ママの不安は、子どもにしっかり伝わっている

精神科ナースとして、コーチング講師として長年、親子の関係を見てきた中で確信していることがあります。
ママの不安は、必ず子どもに伝わります。
「大丈夫だよ」と言葉では言っていても、表情が硬い、声が緊張している、ため息をついている…。子どもは、そういった言葉以外のサインを敏感に読み取っています。
特に発達障害のあるお子さんは、親の感情の変化に敏感なことが多く、ママが不安だと自分も不安になってしまうのです。
ママが不安→子どもに伝わる→子どもも不安になる→ママがさらに不安になる
この悪循環を断ち切るためには、まずママ自身が不安と上手に付き合うことが必要です。
ママが不安を減らすために

  1. 不安を書き出す
    頭の中でぐるぐる考えていると、不安はどんどん大きくなります。紙に書き出すだけで、「これだけのことを心配していたんだ」と整理できます。
  2. 最悪のケースを想定しておく
    「もし友達ができなかったら」「もし行き渋りが起きたら」と、あらかじめ対処法を考えておくことで、漠然とした不安が具体的な「対策」に変わります。
  3. 同じ経験をしている仲間とつながる
    一人で抱え込まないことが大切です。同じ境遇のママや先輩ママと話すだけで、「自分だけじゃない」と気持ちが楽になります。

私自身、新学期前は毎回不安でいっぱいです。でも、友人に話を聞いてもらったり、散歩したりして気持ちを整え、息子たちの前では笑顔でいることを心がけています。
準備9割。今から始めれば、不安は減る
不安を減らす最も効果的な方法、それは準備をすることです。
「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、まさにその通り。新学期に起こりそうなことを事前に準備しておくことで、不安は大幅に減らせます。

今からできる準備リスト

【生活面の準備】
・起床・就寝時間を学校のリズムに合わせる
・朝食をしっかり食べる習慣をつける
・朝の支度を時間内に終わらせる練習をする
・一人でできることを少しずつ増やす
【学習面の準備】
・毎日短時間でも机に向かう習慣をつける
・前学年の復習を少しずつ進める
・宿題を自分でやる習慣を整える
【持ち物の準備】
・学用品の確認と補充
・制服・体操服のサイズ確認
・名前が消えていないかチェック
【心の準備】
・サポートブックを作成・更新する
・学校・担任への相談事項をまとめる
・「楽しみなこと」を子どもと一緒に見つける


準備が9割できていれば、あとはなんとかなります。
我が家では、毎年お正月明けから新学期の準備を始めます。最初は大変でしたが、準備することが習慣になってからは、不安よりも「準備ができた」という安心感の方が大きくなりました。
今すぐ全部はできなくていいんです。今日から1つずつ始めましょう。
子どもをしっかり観察することが、不安軽減への近道
新学期の不安を減らすために、もう一つ大切なことがあります。
子どもをしっかり観察すること。
「なんとなく心配」という漠然とした不安は、実は子どものことをよく知らないから生まれることが多いのです。
子どもの様子をしっかり観察することで、「何が不安の原因なのか」「どんなサポートが必要なのか」が見えてきます。

観察するポイント

表情・行動の変化
・新学期の話をした時に表情が曇らないか
・眠れていない様子はないか
・食欲の変化はないか
・以前できていたことができなくなっていないか
言葉のサイン
・「どうせ友達できない」という発言はないか
・「学校行きたくない」という言葉が増えていないか
・特定の人や場面への不安を口にしていないか
体のサイン
・頭痛、腹痛などの身体症状が出ていないか
・睡眠の乱れはないか
・チック症状が増えていないか
精神科ナースとして、心の不調は必ず何らかのサインとして現れることを学びました。
子どものサインを早期に発見し、対応することが、大きなトラブルを防ぐことにつながります。
サインを見つけたら

  1. まず話を聞く
    「最近、元気なさそうだけど、何か気になることある?」と優しく聞いてみましょう。責めずに、ただ聞く。それだけでいいんです。
  2. 不安を否定しない
    「そんなこと心配しなくていいよ」と言いたくなりますが、それは子どもの気持ちを否定することになります。「そうか、心配なんだね」とまず受け止めましょう。
  3. 一緒に対策を考える
    話を聞いた後で「じゃあどうしたらいいかな?」と一緒に考えます。親が解決策を押しつけるのではなく、子ども自身に考えさせることが大切です。
  4. 必要であれば専門家に相談する
    サインが強い場合や長期間続く場合は、一人で抱え込まず、学校の先生や専門機関に相談しましょう。

まとめ:不安は準備と観察で乗り越えられる

新学期への不安は、親にとっても子どもにとっても自然なことです。
でも、その不安を放置せず、しっかり向き合うことで、穏やかに新学期を迎えることができます。
今日から実践してほしい3つのこと:
1.ママ自身の不安を整理し、子どもの前では笑顔でいる
2.新学期に向けて今から準備を始める(準備9割で安心感を作る)
3.子どもの様子をしっかり観察し、小さなサインを見逃さない
この3つを意識するだけで、新学期への不安は大きく減らせます。
完璧な準備でなくていいんです。
「なんとかなる」という気持ちを持ちながら、少しずつ準備を進めていきましょう。
あなたとお子さんが、穏やかに新学期を迎えられますように。

この記事を書いた人
himawari

\観察眼を養おう/
不安な子育て▶︎楽しい子育てへ
●不安やイライラが「楽しい育児」に変わる
●精神医も絶賛!子育て法が目からウロコ
●実践的な困り事解決法が学べる
<ひまわり株式会社 代表>
発達障害の息子(高2、中3)

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