【2週間で変化!】指示待ち人間の直し方

「どっちがいい?」で指示待ち人間が2週間で変わった!

「ひまだから何したらいい?」「今から何をすればいい?」「何を食べたらいい?」

一見、親に相談しているように見えるこの言葉。実はこれ、指示待ち人間のサインかもしれません。

私は発達障害児の子育て経験と、精神科ナースとしての経験を活かして子育てコーチングの講師をしています。その中で、日常の何気ない声かけが、将来「指示待ち人間」を作ってしまうことに気づきました。

なぜ指示待ち人間ができてしまうのか?

朝の忙しい時間、こんな声かけをしていませんか?

「早く食べなさい」「着替えなさい」「歯磨きしなさい」

実はこれが問題の根っこです。小さい頃から親に「アレしなさい」「コレしなさい」と指示され続けると、自分で考えるスイッチが育たなくなってしまいます。

ある母親の体験談が印象的でした。ASD傾向のある小学3年生の息子さんが、ある時期から急に「何したらいい?」を連発するようになったというのです。服選びも、食事も、学校での会話の仕方まで、すべて「どうしたらいい?」と聞いてくるようになってしまいました。自分でやるべきことを決められない状態——これが指示待ち人間です。

【指示待ち人間の特徴】

  • 言われたことしかやらない
  • 自分で判断できない
  • 困った時に誰かに頼れない
  • 新しい環境への適応が苦手
  • 責任を取ることを避けがち

これらはすべて、幼少期からの「指示される習慣」が作り出すものなのです。

指示待ち人間を直すたった一つの基本原則

直し方の対策はシンプルです。

子どものことは、子ども自身に決めさせる。

「それだけ?」と思いますよね。でも、これができていない家庭がとても多いのです。

具体的な声かけの変え方

⏰時間に関する声かけ

❌従来の指示⭕改善後の声かけ
「早く食べなさい」「何分までに食べ終わる?」
「早く着替えなさい」「何分になったら着替え始める?」
「早く寝なさい」「何時に寝る準備を始める?」

自分で時間を決めることで、時計を見ながら動く習慣がつきます。時計が読めないお子さんにはキッチンタイマーを使う方法でもOKです。

📋行動の順序に関する声かけ

「早く準備しなさい!」と言われても、子どもからすれば何から手をつければいいか分からないことがあります。

❌「早く準備しなさい!」

⭕「朝の準備は顔洗い、ご飯、着替え——どれからする?」

選択肢を示すことで、自分で優先順位を考える習慣がつきます。

📚学習に関する声かけ

❌「宿題やりなさい」

⭕「今日の宿題、いつ頃やる予定?」

⭕「どれから始める?」

⭕「集中できる場所はどこがいい?」

選択肢を与えるだけで子どもが変わった

冒頭でご紹介した母親は、息子の「何したらいい?」に対する返し方をこう変えました。

「〇〇と〇〇、どっちがいい?」

たったこれだけです。

「ひまだから何したらいい?」「好きなテレビと本、どっちがいい?」

するとわずか2週間で息子さんに変化が。「今は〇〇をやろうかなぁ」と、与えた選択肢以外のアイデアを自分で考えるようになったのです。自分で選ぶことで「尊重してもらえた」という感覚が自信につながったのでした。

「〇〇しなさい!」と強制するのではなく、「〇〇と〇〇どっちがいい?」とお子さんに決定権を委ねてみましょう。子どもが自分の行動を決めること——それだけで、自立につながる意図のある行動になります。

年齢別アプローチ方法

幼児期(36歳)2択から始める

「赤い服と青い服、どっちにする?」

小学校低学年(69歳)3択+時間を意識させる

30分後に出かけるから、それまでにできることは何かな?」

小学校高学年(912歳):複雑な判断+理由も考えさせる

「今週のスケジュールを見て、いつ宿題をやるのがベストかな?」

中学生以上(12歳〜):ほぼ自分で計画させ、困った時だけサポート

「計画通りいかない時はどうする?」と対策も一緒に考える

実践する際の3つの注意点

失敗を責めない

自分で決めたことがうまくいかなくても「次はどうしたらいいと思う?」と一緒に振り返りましょう。

段階的にサポートを減らす

いきなり全部任せるのではなく、徐々に自立度を上げていくことが大切です。

ヘルプの出し方を教える

自分で考えて動けるようになったら「困ったら声かけてね」と伝えることで、適切に助けを求める練習にもなります。

まとめ:指示待ち人間の直し方

指示待ち人間への対策は、将来への一番の投資です!

「〇〇しなさい!」を「どっちにする?」「いつやる?」に変えるだけ。今日からできる小さな一歩が、子どもの「自分で考えて動く力」を育てます。

効果はすぐに見えなくても大丈夫。続けることで必ず変化は訪れます。それは社会に出た時の大きな武器となり、お子さんの人生を豊かにしてくれることでしょう。

ぜひ今日から、一つだけ声かけを変えてみてください!

この記事を書いた人
himawari

\観察眼を養おう/
不安な子育て▶︎楽しい子育てへ
●不安やイライラが「楽しい育児」に変わる
●精神医も絶賛!子育て法が目からウロコ
●実践的な困り事解決法が学べる
<ひまわり株式会社 代表>
発達障害の息子(高2、中3)

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