休み明け「学校行きたくない」

〜6月の壁を乗り切るゴールデンウィークの過ごし方〜
こんにちは。高校3年、高校1年の発達障害の男の子ママのひまわりです。

精神科ナースとして長年勤務し、現在は発達障害児の子育て経験を活かして子育てコーチングの講師をさせていただいています。

ゴールデンウィークが近づいてきましたね。
楽しい連休を心待ちにしている一方で、「休み明け、特に連休の後は、また学校行きたくないって言い出すかも…」と不安を感じている親御さんも多いのではないでしょうか。

そして、その先にあるのが「6月の壁」。

新学期の緊張が解け、疲れがどっと出る6月。不登校や行き渋りが増える時期です。
今日は、6月の壁を乗り越えるために、ゴールデンウィークをどう過ごすべきかをお伝えします。

6月の壁とは?

6月は、子どもたちにとって大きな試練の時期です。
なぜ6月が大変なのか:
・4月からの緊張が一気に解ける
・新しい環境への疲れが蓄積している
・長期休みがなく、気分転換できない
・梅雨で天気が悪く、気分も沈みがち
・運動会などの行事で疲れる

特に発達障害のあるお子さんは、環境への適応に人一倍エネルギーを使っているため、6月にガクッと疲れが出やすいのです。

ゴールデンウィークの過ごし方が6月を左右する

精神科ナースとしての経験から言えるのは、ゴールデンウィークの過ごし方が、6月の状態を大きく左右するということです。
連休中にしっかり心身を休めることができれば、6月の壁を乗り越える力になります。

逆に、遊び疲れたり生活リズムが崩れたりすると、連休明けから調子を崩してしまいます。

●ゴールデンウィークの正しい過ごし方

  1. 「休む」ことを最優先にする
    ゴールデンウィークは休むための休みです。
    やること:
    ・予定を詰め込みすぎない
    ・「何もしない日」を作る
    ・疲れたら無理をしない
    ・子どもが「休みたい」と言ったら尊重する

予定は前半に入れ、後半は家でまったり過ごして身体を休める時間にあてましょう。

  1. 生活リズムを崩さない
    楽しい連休ですが、生活リズムは守りましょう。
    守るべきこと:
    ・起床・就寝時間は平日と同じにする
    ・3食を決まった時間に食べる
    ・夜更かしをしない
    ・スマホ・ゲームの時間を決める

生活リズムが崩れると、連休明けに起きられなくなります。

  1. 適度に体を動かす
    家に引きこもりすぎも良くありません。
    おすすめの過ごし方:
    ・近所を散歩する
    ・公園で遊ぶ
    ・家族でサイクリング
    ・庭やベランダで体を動かす

激しい運動でなくてOK。軽く体を動かすだけで、心も体もリフレッシュできます。

  1. 子どもと向き合う時間を作る
    普段忙しくて、なかなか子どもとゆっくり話せないという方も多いはず。
    ゴールデンウィークにやること:
    ・一緒にゲームをする
    ・一緒に料理をする
    ・ゆっくり話を聞く
    ・「最近どう?」と聞いてみる

この時間が、子どもの不安や悩みを知るきっかけになります。

  1. 休み明け、連休明けの準備をする
    連休最終日ではなく、連休中盤から準備を始めましょう。
    準備すること:
    ・宿題を早めに終わらせる
    ・持ち物の確認をする
    ・学校モードに少しずつ戻す
    ・「学校、楽しみだね」とポジティブな声かけ

ギリギリまで遊んで、最終日に慌てて準備…これは避けましょう。

  1. スケジュールを確認する
    連休明け、そして6月にどんな予定があるかを確認しておきましょう。
    確認すること:
    ・学校行事(運動会など)
    ・テストの日程
    ・授業参観やPTA
    ・習い事のスケジュール

事前に把握しておくことで、心の準備ができます。

連休明けに気をつけること

休み明け、特にゴールデンウィーク明けは、要注意期間です。
観察すべきサイン:
・「学校行きたくない」と言う
・朝起きられない
・夜の寝つきが悪いまたは中途覚醒が増えた
・頭痛・腹痛を訴える
・食欲がない
・イライラしている
・いつも以上にテンションが高い

これらのサインが出たら、無理をさせず、話を聞いてあげましょう。
小さな変化も見逃さないことが大切です。

6月を乗り越えるために

6月の壁は、誰にでも訪れます。
でも、ゴールデンウィークでしっかり休んで、心身を整えておくことで、その壁は低くなります。
大切なポイント:
・休むことを優先する
・生活リズムを崩さない
・子どもと向き合う時間を作る
・連休明けのサインに注意する

「楽しい連休にしなきゃ」と張り切りすぎなくて大丈夫。
ゆっくり、のんびり、家族で過ごす。
それが一番の過ごし方です。

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この記事を書いた人
himawari

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<ひまわり株式会社 代表>
発達障害の息子(高2、中3)

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